社名

株式会社4CYCLE

業種
農林水産業
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貴社の事業、販売製品および提供されるサービスについて教えて下さい。
アジア原産の蛾エリサンをカンボジア、ラオスで養蚕します。エリサンのシルクはUVカットや消臭機能を持つ天然の機能性繊維。餌はこれまで廃棄されてきたキャッサバ芋の葉を使い、キャッサバ栽培農家の新たな収入源を生み出します。現地の農業大学、高校と連携し養蚕指導を行う人材育成も行います。
起業の動機、貴社事業の特徴、それが貴社、貴社の関係者もしくは環境に与える影響、ならびにグローバルに世界へ展開するにあたっての貴社の希望、夢および計画について教えて下さい。
『自然の力を借りた、ヒトを育む糸作りと新たな食品原料生産』 エリサン養蚕事業には3つの恵みがあります。1つめは自然の力を活かすモノづくり。エリサンの糸には人間の手では作り出せないナノレベルの多孔質が備わっており様々な機能性を生み出します。虫が持つ力を人間が借りるのです。 2つめは人の繋がりを生む産業確立。養蚕はかつて日本中どこにもある風景でした。その養蚕技術を内戦で疲弊したカンボジアやラオスに伝承し、農業活性化を図ります。国立コンポンチャム農業大学に研究室を設置、信州大学の協力を仰ぎ、農業学生にキャッサバを使った飼育法を教え、学生が故郷に戻った時、現地農家のリーダーとなってもらいます。虫の餌にするためキャッサバ栽培の農薬使用を減らし有機農業への転換を促すことにも繋がります。 3つめは新たな食原料開発。昆虫食は国連食料農業機関も注目しています。エリサンの蛹は良質な動物性蛋白質食品して大きな可能性を秘めています。芋に加え、繊維と食品の2つの産物が得られるのです。 これら3つの恵みが持続可能な世界を産み出す原動力となること、それが私達の願いです。
貴社事業の成長に大きなインパクトを与え、グローバルに世界へ展開することで事業の成功を一段と高めるためにフェデックス・スモール・ビジネス・アイデア・コンテストで得た賞金をどのように使う予定ですか。
『現地養蚕リーダーの人件費と食品原料化の実証に使います』 カンボジアの国立コンポンチャム農業大学の卒業生を雇用し、エリサン養蚕に携わる農家のリーダーとして育成します。エリサン養蚕にはキャッサバ栽培の知識と現地農家の生活習慣に対する理解を有することが重要です。急速な都市化が進むカンボジアでは農業大学の卒業生も地方の農村に就農せず、首都プノンペン等へ仕事を求め出ていくケースが増えています。農業は収穫がなければ売上が見込めない為、大学卒業後1年間の給料を保証することで農業離れを防ぎます。 また蛹の食品転用に向け、蛹の食品成分分析を行います。植物のみで育てられる昆虫は牛、豚、鶏等の畜肉に比べ、環境に優しい動物性タンパク源となります。既にEUでは2018年に昆虫の食品原料としての流通が解禁されました。気候的に虫の生産に好適なカンボジア、ラオスは今後、世界の昆虫食原料の生産国となる可能性があります。有用成分を検証し、成分を活かした加工方法を開発することで昆虫の食品製品化を進めていきます。エリサン蛹から新たな有用成分の発見も見込まれ、繊維に続き天然由来の機能性食品となることも期待されます。